Synthesia vs HeyGen:2026年、どっちを選ぶ?
「AIアバターが台本を読み上げる動画」ジャンルの2強がSynthesiaとHeyGenです。デモ動画は似ていますが、 想定している買い手が違います。そしてユーザーレビューを掘ると、公式サイトには書いていない弱点も 見えてきます。
先に結論
Synthesiaは、チームで研修動画を作る法人向け。クレジット制のない予測しやすい料金、 140以上の言語、ブランド管理、eラーニング(SCORM)出力が強み。 HeyGenは、アバターのリアルさと表現の幅を最優先する人向け。最新アバターの自然さは レビューで軒並み最高評価 — ただしクレジット課金の膨らみ方には要注意です。
料金:見た目より「課金の仕組み」が違う
表示価格はほぼ同じ。違うのは使った分の数え方です。Synthesiaはプランに動画分数が 含まれ、別建てのクレジット通貨がないため費用を予測しやすい。一方HeyGenは、最上位のリアルな アバター生成などをクレジット消費で計測します(プレミアム機能で1分あたり約20クレジット)。 Redditでは「月$30のつもりが数百ドルになった」という報告もあります。どちらが悪いという話ではなく、 予算を固定したいならSynthesia型が楽、ということです。
- 料金が予測しやすい(プラン分数制・クレジット通貨なし)
- アバター音声が140以上の言語に対応 — グローバル研修の定番
- 法人ワークフロー: ブランドキット、共同編集、eラーニング(SCORM)出力
- 微表情つきアバター(Express-2)が有料プランに追加費用なしで含まれる
- テンプレートと90本以上の複製可能なサンプルで導入が速い
- 無料枠は月3分程度と薄い(評価用と割り切る)
- アバターの自然さは最新レビューでHeyGenにやや譲る評価
- 個人クリエイターには法人機能が持て余し気味
- 顔スワップ等の遊び・SNS系機能は少ない
- 現行レビューで最もリアルと評されるアバター(Avatar IV) — 微表情と目線の自然さ
- 動画翻訳: 撮影済み動画を口の動きごと別言語に作り替えられる
- トーキングフォト、顔スワップなど表現の幅が広い
- 個人でも習得が速い。無料プランで試せる
- 多言語のSNS向け量産と相性が良い
- クレジット課金 — プレミアムアバターは1分約20クレジット消費で費用が跳ねやすい
- 無料プランの動画翻訳は合計3本/3分まで
- ブランド統制やeラーニング出力など法人向け機能はSynthesiaに劣る
- ヘビーに使った月の「想定外の請求」報告がコミュニティにある
アバターの自然さ:レビューは何と言っているか
2026年の勢力図を変えたのがここです。HeyGenの写実系アバター(Avatar IV、2025年5月公開)は、 UX PlanetやRedditのr/AIVideoで「微表情と目線の追従が競合より自然」と評されています。 対するSynthesiaのExpress-2アバターは差をかなり詰めており、しかも追加クレジットなしで 有料プランに含まれるのが実務上のポイント。社内研修なら差はほぼ気になりません。 顧客向けマーケ動画なら、自分の台本で両方試してから決めるのが確実です。
言語と翻訳
Synthesiaは140以上の言語でアバターが話せます(このジャンル最広)。HeyGenの武器は動画翻訳で、 撮影済みの動画を口の動きまで合わせて別言語化できます。多言語で作るのがSynthesia、 撮ったものを多言語化するのがHeyGen、という整理です。
決め方チェックリスト
- 5人以上のチームで研修動画 → Synthesia(統制と予算予測が効く)
- 個人でSNS向け → HeyGen(リアルさと表現力が効く)
- 撮影済み動画を翻訳したい → HeyGen一択
- 予算を厳密に管理したい → Synthesia(クレジットの想定外がない)
- 迷ったら → 両方の無料枠で同じ1分動画を作って見比べる
今後の検証予定
同じ台本を両ツールに読ませ、仕上がり・生成速度・アバターの自然さを、編集画面のスクリーンショット 付きでこのページに追記予定です。